『疲れたから疲労回復しなきゃ!』と食べ過ぎてませんか?

激しい運動をした後は疲れますよね。疲れた体には疲労回復効果が高い食材を食べると良いと知られていますが、食べれば食べる程疲れが取れるなんて誤解してませんか?

今回はバテやすい夏をテーマに【食】と【疲労】について説明します。

栄養を取り過ぎたところで返って疲れる

自然治癒

僕たちの体は、非常に複雑ですが”生き物”である以上、ある共通点があります。

物にはないけど”生き物”にあるもの。

それは自然治癒力です。自然治癒力とはケガや病気を治す等、手術をしたり薬を飲まなくても自然に治る力のこと言います。体の機能のバランスや秩序正常に保つ【恒常性維持】とも呼ばれていて、ある一定ラインに収束されていく機能のことを言います。

簡単に言うと、『体が悪い状態になったら普通の状態に戻るよう自然に回復する』という機能のことです。逆に体が良い状態でも普通の状態に戻ろうとします。

疲労の話に入りますが、この【疲労】も体にとっては悪い状態です。疲労が溜まっていては人間としてのパフォーマンスを十分発揮することができません。疲労にも様々な種類がありますが、肉体疲労を例に挙げると、体内にある疲労物質が増えると

『やべーよ、体内に疲労物質が溢れてきたぜ』

と、体がつぶやき

『早く元の状態に戻すぞ野郎ども』

と、修復作業に入ります。疲労物質の除去に入るわけで、体全体、特に内臓が機能して回復を図ります。回復には細胞の活動が必要で、細胞の活動には【エネルギー】が必要になります。

というように、肉体疲労は自然治癒力とエネルギーがあれば回復するので、自然治癒力は正常に働くとして、後はエネルギーがあれば解決します。

そのエネルギーの元は、僕たちの食事からの栄養です。

『今日は疲れたろ。たんと食べてけ』と全国の田舎のばあちゃんが連呼しているので、食べれば食べる程回復するという認識が出来上がったのでしょう。

しかし『疲れたからたくさん食べて栄養を摂らなきゃ』と勘違いしている人が多いようです。

全国のばあちゃんには悪いけど、食べればいいってもんじゃありません。

内臓疲労

小食のメリットでも書きましたが、食べ物を食べると消化作業に入ります。その消化が上手く機能した時初めてエネルギーとして使うことができるのですが、食べ物を食べると内臓疲労を起こします。体を動かすと肉体疲労になり、食べ物を消化するために内臓が動くので内臓疲労となります。

軽い運動であれば肉体疲労を感じないように、軽い食事であれば内臓疲労はほとんど起こりません。

先ほど疲労回復は、特に内臓が機能していると言いましたが、食べ物をたくさん食べると内臓疲労を起こしてしまい、内臓の機能が正常に働かなくなり疲労の回復が遅れてしまいます

せっかく、自然治癒力で疲労を回復しようとしているのに、よかれと思って食べすぎたせいで疲労回復が遅れてしまうのです。ましてや、疲労回復があまり機能しないところに次の日の疲れが上乗せされてしまうため、ドンドン疲れが溜まって行くのです。

『疲れたー!肉食うぞ!』とここまではいいのですが、食べすぎてしまっては疲れが上手く取れないのです。栄養はもちろん必要ですが、必要な分だけ栄養があればいいのです。

肉には肉体疲労回復に効果があるビタミンB1が多く含まれているため、運動して体を使った日に積極的に食べておきたい食材ですが、腹八分目ぐらいにとどめておきましょう。ただでさえ疲れているので、腹六分目でもいいかもしれません。栄養は摂れたら後は自分の回復力に任せるだけです。

【焼き肉食べ放題】には疲れ(特に内臓疲労)が溜まっていない日に行くことをオススメします。

また、夏に付きものの【冷たい飲み物】ですが、冷たい飲み物は内臓疲労を起こしやすくさせるため、冷たい飲み物を飲んで内臓が正常に機能しなくなったところへ食べ物が入ってくると、上手く消化できなくなるので注意してください。

僕も冷たい飲み物をガブガブ一気に飲んでしまう癖があるので、気をつけんと・・・。




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