【画像付き】マテ貝の採れる場所と採り方・道具【ゲーム性が高くてハマる!】

マテ貝の採れる場所と採り方・道具【ゲーム性が高くてハマる!】

2013/05/14 マテ貝の保存方法追記

以前【潮干狩りで潮を見る知識】と【潮干狩りで採れる貝の知識】について記事を書きましたが『いかにも俺貝採り名人だぜ』なんて口調で書いていたので、実際採れた報告が無いと信憑性に欠けるので、行ってきました。

ターゲットはマテ貝です。狩りまくってやります。

マテ貝の採れる場所・採り方・必要な道具の説明と成果報告

今回マテ貝を採りに行った場所と潮

今回マテ貝採りの撮影のため、今年初めてマテ貝採りに挑戦しました。4回程サクサクっと行ってきましたが、毎回マテ貝はある程度採れました。って言うより思っていた以上に採れまくるので焦ってしまうぐらい。

場所

三重県津市 阿漕浦海岸 『阿漕(あこぎ)なやつ』という”図々しい”、”あつかましい”という言葉が生まれた地で有名ですが、それよりも潮干狩りで有名な場所でもあります。詳しく説明したいのですが、別の記事に書こうと思います。

時間

2013/05/13 13:00~15:00 

潮回り

中潮 干潮 13:45 5cm  ※潮干狩りは基本的に干潮です。

マテ貝を採りに適した場所

丁度干潮1時間程前の波打ち際の写真です。

三重県北部・中部は伊勢湾に当たるため【遠浅(とおあさ)】という水深が非常に浅い領域が多い海であるため、潮位が下がっても地面は平らです。普通は沖にいくにつれ、斜面を下っていく地形をしているのですが。

したがってマテ貝採りに関わらず、潮干狩りに適した場所は【遠浅】がいいでしょう。

砂地

また砂地でないと貝は多く生息しません。貝は穴を掘って潜る習性があるため、硬い砂や石がゴロゴロしている海岸は貝が少ないのです。

写真のような場所がパーフェクトです。

マテ貝に必要な道具

クワ

クワです。スコップよりもクワです。砂を綺麗に削ることができる道具を使わないとマテ貝の穴が潰れてしまいます。また、抵抗を抑えるために穴が空いているクワがあるようなのですが、それもNGです。砂を削っても穴から砂が回り込み、マテ貝の穴が埋もれてしまうからです。

これが無いとマテ貝採りに来ても、特殊な技術が無い限りマテ貝の姿を見る事はできません。乾燥した塩が必要です。塩水じゃマテ貝にほとんど効果はないです。

写真は100円ショップで買ったソースボトルに塩を入れたものです。これなら手を汚さずに穴に向かってドンピシャで塩を振りかける事ができます。その際、中に入れる塩はサラサラで細かい物じゃないと、塩の出が悪いです。安い塩で十分ですが、しっとりした塩とサラサラした塩があるので、サラサラの方を買いましょう。

高い塩の方がマテ貝が採れるわけじゃないので、安い塩を買ってもらいたいところですが、1人で3時間する場合1kg持って行った方が安心です。足りなくなるとそこで終了になります。

塩の使い方はマテ貝の穴を発見したら、その中に塩を振りかけます。そうするとマテ貝が穴からヒョコッと顔を出します。その隙に採るのです。

塩を振りかけるとマテ貝が出てくる理由として色々な説がありますが、僕が納得した理由は

『塩を振りかけると塩分濃度が高くなり、浸透圧が変わります。貝類は浸透圧の変化に弱く、身の危険を感じるため穴から出てくる。』

という理由です。

実際塩を振りかけてみると、マテ貝は巣穴に溜まった海水を噴射して塩を取り除こうとします。

他の説では『びっくりするから』『潮が満ちてきたと勘違いするから』とありますが、振りかけた塩と取り除く仕草を見ていると、どうも生命にとって危険を感じているからにしか思えません。

バケツ等の容器

採ったマテ貝を入れておく容器です。網の中に入れておくのもOKですが、僕は家に持って帰るまで活かしておきたいので海水を入れることができるバケツを持って行ってます。気温が高い時期でも安心という理由もあります。

海水は現地で汲みます。その地の海水じゃないと塩分濃度が違うため、すぐ弱ってしまいます。

ちなみにマテ貝は死んでしまうと、かなりにおいがきつくなるようです。

マテ貝の採り方

さて、いよいよマテ貝採りの光景を紹介しますが、言葉で説明するのには限界があります。写真で見て理解して下さいとしか言いようがありません(笑)ある程度説明はしますが、下手な説明でもいい人は読んで下さるとうれしいです。

マテ貝採りは海水に浸かっていない砂を掘ります。波打ち際へ行きすぎると、水分を多く含んだベチョベチョの砂を掘ることになり、マテ貝の穴が潰れてしまって発見できなくなります。

写真のように砂を5cm以上削り取りながら掘っていきます。掘らないと穴が空いていてもマテ貝の穴か判断することができません。

ということでクワを使って掘っていくのですが、掘った後にすぐ海水が浸入してきてはマテ貝の穴にキチンと塩を入れる事ができません。

写真でも既に海水が入ってきているので、これがギリギリのラインでしょう。初心者はこれよりも浜の方を掘って下さい。海の砂に慣れていないと最初は驚くほど苦労すると思いますので。

これがマテ貝の穴です。基本的に楕円形と言われていますが、僕は【なみだ型】に似ていると思います。

片方の先が尖がっているからです。まんまるの穴は別の生物の穴なのでスルーです。

こんな目のような形をした穴もあります。掘る時に周りの砂によって穴が変形する場合が多いので、とりあえずまんまるじゃなかったら塩を入れてみましょう。

穴を発見したらすかさずソースボトルに入れた塩を穴めがけてふりかけます!写真では既に海水が入ってきていますが、海水が入り込んでいない状態で振りかけるのがベストです。

海水が入ってきても穴が崩れていなければ、まだマテ貝が採れる可能性があるので諦めず振りかけてみましょう。

振りかける塩の量は小さじの半分の量で充分ですが、ケチってしまうとなかなか出てこないので注意が必要です。

マテ貝が顔を出してきました。右上にある連なった物は水管です。身の危険を感じて水管だけ部分的に切ることができるのでしょうね。水管が付いていても食べる事ができるので安心してください。横から見るとブタの鼻に見えます。

チラッと顔を出した後に、ほとんどの場合1度引っ込みます。しばらくまっているとまた飛び出してきます。この1回引っ込んだ後もう一度飛び出してくる時が下の写真のように、いっぱい出てきます。

反応あるけどなかなか顔を出さない時

海水を勢いよく吐き出しているのになかなか出てこない、中でモゾモゾしているのに出てこない場合は、塩を追加投入してトドメを刺してやります。

これぐらい出てくるまで待つ必要はありませんが、慣れない内はマテ貝を掴みに行くのも慎重になってしまうのでこれぐらい飛び出してから掴みに行った方がいいかなと思います。

中には自動的に飛び出してくる奴もいます。

マテ貝との格闘方法

マテ貝が無事穴から出てきたら、あとはマテ貝を掴んで引っこ抜くだけなのですが力を入れ過ぎて掴むと、マテ貝の殻が割れますし、身だって切れます。そっと掴んであげましょう。

また、掴んで穴から引きずり出す時にもマテ貝は結構な力で抵抗します。マテ貝の形が結構アレなのでなかなか引っ張れないのですが、それでもゆっくーり、マテ貝の力が弱まる隙をついて抜きあげます。思いっきり抜くと身が切れます。

引きあげたマテ貝は振りかけた塩が多少付いているので、掘った穴に溜まった海水で洗うか、バケツに汲んだマテ貝洗い用の海水どちらかで塩を取ってあげましょう。

身の危険を塩で感じるのなら、その塩が付いていては確実に弱るからです。

今回採れた貝の種類を並べてみました。マテ貝とバカ貝です。バカ貝はクワで掘ってもなかなか採れないものなのでオマケですね。2枚採れました。

マテ貝は大きい方が大半で、小さいマテ貝は事故で採ってしまいました。手が勝手に動いて引っこ抜いてしまった。

大体コツを掴んできたので、この日は2時間で100本超えとなかなかいい成果でした。

マテ貝採りは、かなりの運動量になっていい筋トレにもなります。運動不足になった時はマテ貝掘りに行くようにしてもいいかもしれません。

マテ貝の保存方法

マテ貝の保存方法はこれが正解か分かりませんが、経験を元に紹介します。

採れたマテ貝は弱らないよう海水を入れたバケツに入れ、家に持ち帰りました。

採れたマテ貝を家で洗い、貝表面に付いた泥や汚れを落とします。出来れば海水で洗った方がいいのでしょうが、水道水でジャブジャブ洗いました。

マテ貝は通常の2枚貝(アサリとかバカ貝とか)のように身に砂が入っていません。なので砂抜きをする必要がありません。これがマテ貝の魅力でもあります。採ってすぐに食べられます。

汚れを落としたら水気を切って、冷蔵庫に入れます。マテ貝は死んだ後常温にさらしておくと腐りやすく臭いがきついからです。

水分が蒸発しないようラップをかけておくといいでしょう。

1日冷蔵庫で保存した後、料理に使いましたがまだ生きていました。海水がない低温でも耐えられるようです。

採ってきたマテ貝を料理してみました。【採ったマテ貝を食す!】マテ貝のバター炒め&タコキャベとぶつ切りトマトのパスタ~マテ貝添え

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